【2023年最新版】爆発的成長を遂げる10倍株・100倍株の4つの共通点とは?

はい、今回は「会社四季報の達人が教える10倍株の探し方」という本を解説していきたいと思います。10倍株、いわゆるテンバガーとは、本当に株やってる人の夢みたいなものですね。株やってる人は誰しも一度は必ずテンバガーというものに憧れるものなので、こちらについて解説していき、テンバガーのチャンスをつかんでいただければと思います。この本を書いた渡辺さんは、元野村證券の社員で、世界一四季報を愛する男として知られています。20年間四季報を読み続け、いくつものテンバガー株を掴んできた彼が伝授するテンバガーの掴みとり方を紹介します。

増収率が高い企業を見極める

増収率、つまり売上高の伸びは非常に重要です。売上高が3期前から今期までの平均で20%以上伸びている企業を探しましょう。これにより、4年で売上高が2倍になる計算です。また、来期の増収率が20%以上になる予想が出ている企業も注目です。企業内で何かイノベーションが起きているサインです。

例として、東京ベースという企業があります。2011年に設立され、2012年には売上高の伸びが58%、2013年には82%、2014年には64%と、非常に高い増収率を見せています。こういった企業が最終的にテンバガーになる可能性が高いです。

売上営業利益率が高い企業を探す

売上営業利益率は、本業で稼ぐ力を示します。目安としては10%以上が優れた企業とされます。これは、売上高に対して営業利益がどれだけの割合を占めるかを示しており、高いほど市場の評価も高まります。

例として、キーエンスという企業があります。この企業の売上営業利益率は非常に高く、10%以上を維持しています。これにより市場からの評価も高く、株価も右肩上がりになります。

オーナー経営者で筆頭株主の企業

筆頭株主が創業者である企業は、株価が右肩上がりになる傾向があります。創業者が多くの株を持っているということは、その企業に対する信頼と責任も大きいということです。投資ファンドが筆頭株主の場合は、株価下落のリスクがあるため注意が必要です。

例として、ZOZOがあります。創業者の前澤友作さんが筆頭株主であった時期には、株価が飛躍的に伸びました。創業者が筆頭株主であることは、企業の成長に対する強い意志の表れと言えます。

上場5年以内の企業に注目

上場5年以内の企業は、テンバガーになりやすい傾向があります。2007年から2017年の10年間で時価総額が10倍以上になった企業の61%が上場5年未満でした。小型株であることも重要で、100億円未満の企業が60%を占めています。

ピーター・リンチも中古型株を推奨しており、小型株には大きな成長のチャンスがあることを示しています。

PRやPBRは気にしない

PR(Price Earnings Ratio)やPBR(Price Book-value Ratio)は、割高や割安を示す指標ですが、これらは気にしなくて良いとされています。むしろ、PRが高い割高銘柄の方が人気があり、株価が伸びやすい傾向があります。

分散投資の重要性

同じ金額で20銘柄程度の小型株に分散して投資することが推奨されています。小型株はリスクが高いため、どの銘柄が成功し、どの銘柄が失敗するかを予測するのは難しいです。分散投資によってリスクを分散し、成功確率を高めることができます。

売りのタイミングはストーリーで決める

株価が下がったから売るのではなく、売上の伸びが鈍化した時に売るというストーリーで決めることが重要です。売上高が平均で20%以上伸びていたものが、突如として10%に鈍化した場合、それが売りのサインとなります。

定期的に決算を確認する

3ヶ月に1回の決算を確認し、売上高が順調に伸びているかを確かめることが重要です。売上高が20%以上伸び続ける限り、テンバガーのチャンスが高まります。

以上のポイントを押さえて、小型株に少額投資し、定期的に決算を確認することで、いつか必ずテンバガーにたどり着くことができるでしょう。

関連する質問と回答

Q1: テンバガーとは何ですか?

テンバガーとは、株価が10倍になった銘柄のことを指します。投資家にとっては非常に魅力的な目標となります。

Q2: 増収率が高い企業を見つけるにはどうすれば良いですか?

増収率が高い企業を見つけるためには、過去3期分の売上高の伸びを確認し、その平均が20%以上であることを確認するのが一つの方法です。

Q3: オーナー経営者で筆頭株主の企業が良い理由は何ですか?

オーナー経営者が筆頭株主である企業は、企業の成長に対する強い意志と責任感があり、株価が右肩上がりになる傾向があります。

Q4: 分散投資のメリットは何ですか?

分散投資はリスクを分散し、一つの銘柄が失敗しても他の銘柄で補える可能性が高まります。特にリスクの高い小型株に投資する場合に有効です。

Q5: 売りのタイミングをストーリーで決めるとはどういう意味ですか?

売りのタイミングをストーリーで決めるとは、株価の上下に関わらず、売上高の伸びが鈍化した時点で売るという投資戦略です。これにより、売上高の成長が止まる前に利益を確定できます。