株式投資の基本【決算の読み方】眠れなくなるほど面白い解説!
はい、今回なんですけども決算が100倍楽しくなる動画ということでやっていきたいと思います。決算についての動画を作ってほしいという声がついにパーチ感触の人口を超えてしまったということで、今回解説させていただきたいと思います。決算は株式投資において非常に重要です。このブログでも繰り返し強調してきましたが、決算が株価に与える影響は大きいです。
まず、株式投資における決算は、学校で言うところの中間テストや期末テストのようなものです。テストの結果が進学先を決めるように、決算の数字が株価の動向を決めるのです。たとえば、株価が1000円の会社が2000円になるには、売上が2倍になる必要があります。これは基本的な原理原則です。もちろん例外もありますが、基本的には業績が株価を動かします。
株価が業績をもとに決まるため、売上やEPS(1株当たりの利益)などが重要な指標となります。売上1億円の会社に時価総額1兆円がつくことは通常あり得ませんが、過去にはガンホーのような例外もありました。
では、本題に入ります。決算とは何かについて説明します。決算は1年に4回発表されます。このうち1回目の決算を第1四半期、2回目を第2四半期、3回目を第3四半期、そして4回目を本決算と言います。本決算では、会社の年間の業績の見通しも発表されます。
会社予想が売上4億円で、第1四半期の売上が1億円であれば、進捗率は25%となり、まずまずOKということになります。第2四半期では50%、第3四半期では75%、そして本決算では100%が目標となります。
次に、実際に私が決算またぎをして成功した例を紹介します。ビザスクという会社の例です。この会社の株価は決算を受けて13.46%上昇しました。2021年4月に発表された本決算では、売上21億円、営業利益2億3000万円、経常利益2億2000万円、最終利益1億5000万円が予想されました。
第1四半期の決算では、売上高が5.6億円、営業利益が1.1億円、経常利益が1.2億円でした。前年同期比で売上85%増、営業利益17倍、経常利益60倍という素晴らしい結果でした。これにより、第2四半期での上方修正が期待され、株価が上昇しました。
上方修正が期待される会社の株を買うことが決算またぎの基本戦略です。ただし、上方修正があっても株価が下落することもあります。これは予測が外れた場合のリスクです。
一方、失敗例としてプレミアアンチエイジングという会社の例を紹介します。この会社の第3四半期の決算発表では、進捗率が100%だったにも関わらず上方修正がなく、株価が下落しました。このように、上方修正がないと期待外れとなり、株価が下がることもあります。
まとめとして、決算は1年に4回行われ、第1四半期なら進捗率25%が目標となります。決算のポイントは上方修正が期待できるかどうかです。決算短信や決算説明資料を読み込み、ビジネスモデルを理解することが重要です。経営者の筆頭株主が創業者である場合、強気にIRを行うことが多いです。しかし、いい決算が出たとしても株価が下がることもあるため、注意が必要です。
これからは業績相場が来ると言われており、業績が良い会社が買われるフェーズに移行します。金融緩和が落ち着いて正常化されると、業績相場に移行します。決算を見ずに株を買うことは難しくなるため、決算の見方を覚えることが重要です。
最後に、関連する質問と回答を紹介します。
関連する質問と回答
Q1: 決算短信とは何ですか?
決算短信とは、企業が四半期ごとに発表する業績報告書のことです。売上高、営業利益、経常利益、最終利益などの重要な経営指標が記載されています。この報告書を読むことで、企業の業績や経営状況を把握することができます。
Q2: 上方修正とは何ですか?
上方修正とは、企業が発表した業績予想を上方に修正することです。例えば、予想していた売上や利益が予想よりも良い場合に行われます。上方修正が発表されると、株価が上昇することが多いです。
Q3: 進捗率とは何ですか?
進捗率とは、企業が発表した業績予想に対して、実際の業績がどれくらい達成されているかを示す指標です。例えば、第1四半期の進捗率が25%であれば、年間予想の25%が達成されたことを意味します。
Q4: 決算またぎとは何ですか?
決算またぎとは、決算発表前に株を買い、決算発表後に株を売る投資手法です。良い決算が予想される企業の株を買うことで、決算発表後の株価上昇を狙う戦略です。
Q5: 決算発表後に株価が下がることはありますか?
はい、あります。決算が良くても、予想よりも少しでも下回ると株価が下がることがあります。また、上方修正が期待されていたがなかった場合なども、株価が下がる要因となります。